エコクリーニング 重曹・酢・石けんで
エコクリーニング 重曹・酢・石けんで
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/newstyle/20070607hg01.htm
天気のよい初夏の休日。キッチンのシンク回りを徹底的にお掃除した。ピッカピカに輝くシンクに上機嫌。
でも、これって……。シンクは、見た目は出口だけど、海への入り口でもある。わが家がきれいになった代わりに汚れは海へ。ふと、気になってきたのだ。
同じような関心を持つ人は多いようで、インターネットにはエコなお掃除=エコクリーニングの情報があふれる。「ナチュラル・クリーニング」という呼び方で、エコクリーニングを日本に広めたのが佐光紀子さん。本屋でも、佐光さんの著書をはじめ、多くの関連本を見つけることができる。
エコクリーニングのポイントは、合成洗剤をやめ、重曹、酢あるいはクエン酸、石けんの基本3アイテムで、家中の汚れを落とすという点。食器用やガスコンロ用、バスタブ用、便器用などと、場所別・用途別に細分化された洗剤をズラリ勢ぞろいさせているのと比べると、とてもシンプルだ。
重曹や酢は、食品にも使われている安心の素材。酢のツンとするにおいが苦手という人にすすめられるクエン酸は、レモンに含まれる成分で、薬局で顆粒(かりゅう)状のものを手に入れられる。石けんは、自然のものからつくられた石けんであれば、排水しても容易に分解される。また、これらの基本アイテムは、合成洗剤に比べて、手肌に優しい。
汚れを落とすということは、中和するということだという。酸性の汚れはアルカリ性の重曹で、アルカリ性の汚れは酸性の酢やクエン酸で中和させる。しつこい油汚れは、石けんで浮かび上がらせる。石けんもアルカリ性。
重曹は粉末状で、直接ふりかけるほか、少しの水に溶いてペースト状にして塗るように使う。酢やクエン酸は水に薄く溶いて使うが、スプレー容器などに入れて吹きかけ、汚れを拭き取るように使うと便利。
キッチンに多い油汚れは酸性なので、重曹や石けんが大活躍。カルキ汚れはアルカリ性で、酢が効く。
鍋の焦げつきを重曹でとる方法は、よく知られるところ。グラスの曇りは、すすぎの仕上げに酢水にくぐらせるとピカピカになる。大仕事の冷蔵庫だが、まずこびりついた汚れを重曹で落としてから、全体に酢水をスプレーして拭き取る。
バスタブの汚れの主な原因は湯あか。軽い場合は重曹で、パワーアップするなら石けんも合わせて使い、スポンジでゴシゴシ洗う。便器の黒ずみを防ぐには、重曹をサッとふりかけてブラシでこするを日課に。
エコクリーニングは、とにかく汚れをためないが第一。地球のためにも、毎日のお掃除に励まねば。
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